さむぶろぐ

ルービックキューブが好きな社会人が日常生活、たまにキューブについての記事を書くブログ

9/22 7:00


山形キューブ会の面々に叩き起こされてさじーさん共々寝起きキューブドッキリを敢行される。僕は寝相が悪く、だいたい自重で手が痺れているのでつらかった… 




そんなドッキリ動画はこちら↓











これ、最後のは普通にR' U2 R U' R' U' Rでいいです(最近D使うのかっこいいと思ってやってる)(発想が中学生)。





そして寝相が悪いせいで寝返りで夜にさじーさんを起こしてしまったらしい…ごめんなさい。



それはともかくまるけんさんの車で東北大会に向かう。恒例の机、椅子移動やタイマーの設置、それに加えてキューブアートのお手伝いもする。





CCKでのたむそんさんに引き続き、イケメンキューバー多すぎる。彼はとっても感じの良い子でした。


そうして始まる4予選。僕は山形までこれをやりにきた。




予選の最初の試技で29を出すが、会場がBLD中みたいに静かで誰にも拍手してもらえず。泣くぞ?





さて残りの試技は…???












これは6回目の間違い。


そんな中…


はい、さじーさんはしっかり平均31.38に更新してNR3復帰。さすがです。






知ってたとはいえさじーさんと4秒差はいただけない。度し難い。非常に度し難い。




さあ気を取り直して3予選。




もう絶妙に下手でただただ11秒を出す病気なんとかしてくれ。最初に9秒出したのに…






昼飯を食ったらピラ。サイクシート的には3位だが上位5人ぐらいが団子状態。果たしてどうなるか…




ふざけてタイマーストップした12秒の次に21秒を出してしまってザ・エンドってね。




そしてkurim初優勝すごい。Ao100で5.6ぐらい出してたらしい。そりゃあ勝てねえ。







今度は全て手遅れになった後に9秒を出す。ダメだこりゃ。


それでも3決勝進出。(当たり前)


TERU君が10.65DNFによって平均Sub13失敗。やまキュー記録も逃し、決勝最後の一枠もまるけんさんにブン獲られる。僕知ってる、これは数ヶ月単位で引っ張るやつだ。強く生きてくれ。



というわけでまるけんさん、3決勝進出とやまキュー記録おめでとうございます。




そして始まる4決勝。




第一試技、いきなりOP回し間違えて47。水爆を残す。


まあここから残り全部Sub35出せば問題無い。(震)





第二試技、もうDNF出したら終わりなのでチキりながらNP31。




第三試技、普通にやれば準優勝なので気楽にやるように心がけてPP31。PP-Rpermの繋ぎは練習の成果が出せた。




第四試技、前半はかなり良く24秒でF2L終了したのにも関わらずPP32.9。

PP-Epermだけはどうしても苦手意識が抜けない。(というか紛れもなく苦手)




実はこの時点で最終試技がSingle 40.8ぐらいで平均Sub35確定なので気が楽も楽になった。







それでも最後まで気を抜かずに最終試技。27秒でOPを回し始めて…






















NR16→9、KUbers3位→1位。やったぜ。


そしてなんと鯖たつさんが片手三位入賞。やったぜ!!





CCKでも恒例になったAKBのCD。キューブのテクニックっぽい。


そして皆様に4が速くなるアドバイスです。









表彰式が終わった後はメイン競技の打ち上げ。屋台村に突撃じゃい。






鯖たつさんがキューブを始めたのは2011年で、その頃Youtubeでは中島さんやさじーさんが活躍していていて、松井やイチローを見るような感覚だったらしい。今日はそんなさじーさんと一緒に片手の表彰をしてもらって感激していると語っていた。酒の影響もあってか鯖たつさんは本当に幸せそうであった。恐ろしい量のビールを飲んでいた。150のババアに激突しないか心配だ。









僕のこれはコーラです()








そうしてタクシーでまるけんさんの家に泊まり、(この日はけいんさんと白さんもまるけんさんち泊だった。)、昔話に花を咲かせつつぼちぼち眠る。



9/23 8:00


3泊4日の東北旅行、今日は帰るだけ。


山形県庁まで送ってもらってから徳田さんと合流。途中の道の駅で土産を買ったり飯を食ったりしながら金沢へ。その後金沢からバスで帰宅。











東北大会、素晴らしい大会でした。


それでは最後に4公式平均32.80の動画と共にお別れしましょう。さようなら〜〜〜〜




















その男は、金沢で絶望していた。


8月12日、CCK三日目。 男は右手の人差し指を喪い、5平均65秒で入賞を逃し、4平均39秒で決勝進出を逃した。



このあたりは男のWCAページを見れば分かることだが、男は一年以上前から14ラウンド連続平均Sub40、五度の平均35秒という抜群の安定感(悪い意味で)を出しながらも平均Sub35ができていなかった。金沢では多くのパリティに阻まれるどころか自滅によりスタートラインにさえ立てなかった彼のメンタルはすでに決壊寸前であった。

そして試験によって京都大会欠場&内定者研修旅行によって日本大会欠場(※)。


キューブから数ヶ月単位で距離を置こうかと考えていたその時。


東北大会が開催される情報を目にする。



これはある男が北陸支部と山形キューブ会の助けにより人生初の東北に上陸し、キューブに明け暮れた3泊4日の記録である。







9/20 8:00






初日はバスで大阪からさじーさんのいる福井県に向かう。









これはペットボトルを無理やり押し込んだらなんとか入ったのでセーフ。






実は曽祖父以前の代は福井県小浜市に住んでいたので墓は小浜市にある。よって墓参りによって福井県に来るのは15回目ぐらいであるが、それは全て小浜市なので福井市に来るのは初である。



さじーさんと18:00に合流するまでひたすらデレステのイベントを走ったり、博物館の見学をしたりで時間を潰す。






福井といえばソースカツ丼。ヨーロッパ軒という店が最も有名らしい。

ソースカツが3枚積み重なっているがこのままでは米を食えないので蓋に2枚ソースカツを乗せて1枚ずついくのが主流らしい。



そして初のさじーさんハウスに着弾する。ここに来たことあるキューバーって何人ぐらいいるのかな。

そしてさじーさんと二人交代でジャッジをして大会ごっこを行ったり、手順の共有をしたりして遊ぶ。


まあ大会ごっこ酷かったんですけど




そんな感じで初日はさじーさんちの寝袋にくるまって眠る。



9/21 8:00起床



さじーさんの車で福井から金沢に向かい、金沢からはJRCA北陸副支部長の徳田さんの車に乗り込む。他の面子は支部長の塚本さんと大学生のオークくんの合計5人で出発。


オークくんは今年大学四年生でこの間院試に合格したらしい。あと二年頑張れ。








これは途中の栄サービスエリア(確か)で食ったカレーラーメン。味は普通。


中にジャガイモが5つぐらい入ってた。(熱かった…)












そして海外旅行の経験ゼロ、東北、北海道上陸経験ゼロの僕は新境地に向かう…










そうして約七時間のドライブの末、ついに山形県に到着。徳田さん本当にありがとうございました。

「CCKにも何回か来てもらってたけどやっと名前覚えたわ」とのことで、関西大会2016の打ち上げで挨拶して以来、3年半越しに名前を覚えてもらいました。実績解放。



「え?Sum?そういうのはもう分からん!こせきやのにこだまさんやったり、そういうのはもう覚えてられん!」とのことです。無念。





 


そうして県庁で山形キューブ会代表、まるけんさんの車に乗り込む。まるけんさんにお会いするのは日本大会2017以来二年ぶりなのでとても懐かしい気持ち。10歳差だけど友達です。



まるけんさんの家はめっちゃ広かった。このまま飯食ってシャワー行って寝るだけと思いきや、山形キューブ会のカメラマンTERU君や編集のNasa君がやって来る。そしてあれよあれよという間に撮影開始。



とても貴重な経験をさせていただいて感謝。様々なメディア取材を受けているさじーさんと普段から司会進行で話し慣れている僕だったから割とスムーズに撮影が進行したように思う。(さじーさんの潤滑剤動画と僕のF2L動画は全てリテイク無し)



そんなさじーさんの潤滑剤紹介動画はこちら↓






その元となったまるけんさんの潤滑剤紹介()動画はこちら(めっちゃおもしろい)↓






僕のF2L動画はこちら↓













そうして夜は更ける。いよいよ22日は東北大会。無事に結果を残せますように。おやすみなさい。





前編はここまで。






※その後関西多分割大会が発表され、さらに研修旅行の日程が11/2,3だったのが11/1,2に変更になったので日本大会も2/3日は参加できることに。キューブはしばらく引退せずに済みそうである。
 

今まで何百人に聞かれていた問い。




「なんでハンドルネームがSumなの?」





僕は答えてきました。






「本名が佐村健人だからですよ。」 







はい、まあこれは結論から先に言うと心の弱さからくる自己防衛みたいなもので、色々と話してこなかった内容もあるので閲覧者稼ぎも兼ねてこの期にパーっと言っちゃうか〜!!みたいな気持ちになったわけです。


















それでは、劇寒自分語り①よりさらに昔の自分語り、はじまりはじまり〜











1996年12月2日、村瀬家の長男村瀬 祐介が出産予定日よりも45日ほど早く産まれてきました。2157gだったそうです。


母親は画数なども調べた上で僕の名前候補を「祐介」と「健人」の二つまで絞ったそうです。






「祐」には「たす(ける)」という訓読みがあります。「介」にも「介護」や「介助」など、助けるという意味があります。そんな風に人の役に立つような人に成長して欲しい。いざという時に困った人に手を差し伸べられるような人間に育って欲しい。そんな願いが込められているらしいです。




「健人」はそのままですね。2157gで産まれてきた僕に心身ともにただただ健やかに育って欲しかったそうです。 







それから約二年、僕の実の父のせいで村瀬家の環境は最悪だったそうです。実の父は安っぽいドラマで見るような典型的なクソ野郎だったそうです。家に金は入れず、妻(僕の母親。この辺の話は全て母親から聞いた話。)、2歳になった頃には僕にも平気で暴力を振るうような奴だったらしいです。


僕はあんまりこの頃の記憶がありません(2歳だから当然だけど) 。なんとなく怖い人がいて、なんとなく怖かったような記憶が微かに残っている気がします。(気のせいかも)




1999年2月、僕が2歳の冬に離婚が成立してその半年後に母親が再婚しました。僕が今の父親と初めて会ったのはそんな夏の日だったそうです。




僕のことを「かわいそう」と思った人がもしもいればそれは大きな間違いです。僕はこの20年間とても幸せに育ってきましたし、父親はとても優しく、偉大で尊敬できる人です。この話を切り出されるまで実の父のことなど一生思い出すことはなかったでしょう。





上の話を切り出されたのは中学校入学の数ヶ月後です。「父さんは、本当は実の父親じゃないんだ。」なんてベタなセリフ言われたことあります??僕はあります。



上記の話を聞かされても父親は父親で変わりはないし、特になんとも思わない、今まで育ててくれてありがとう、みたいなことを言った気がします。こっちもベタ返しですね。両親はそれを見てホッとした顔をしていた気がします。まあ中学生にもなるとその辺の分別も付いているし、そう判断した上で満を辞して僕にその話をしてくれたのでしょう。


しかしその時二人はある重大な点を見落としていたのです。









僕は知ってしまいました。






















僕の中にはその村瀬とかいうクソ野郎の血が入っていることに。














妹は2001年4月生まれ、そう、今の父の娘です。僕と妹は実は父親が違います。そのクソ野郎の血が入っているのは僕一人です。




12~13歳は確かに実の父ではないことを言われても冷静に処理できる程度には成熟しているかもしれませんがこの時期はアイデンティティ構成に非常に重要な時期です。(今思えばなんてタイミングで暴露してんねんと思いますね。)その頃の僕は自分の中にクソ野郎の遺伝子が存在していることにひどく異物感を覚え、凶暴で粗野なもう1人の自分が出てきやしないかとビクビクしていました。






小学生の頃の宿題(名前の由来を聞いてこいみたいなやつ)によってもう一つの候補の健人はすでに知っていました。そうしてネットやゲームのHNで「村瀬健人」という名前を使い始めました。そう、「村瀬健人」というのは僕に存在していたかもしれない「もう一つの可能性」であり、「もう1人の自分」だったのです。





「村瀬健人」なら粗野な言動をしても良いし、ゲームで非道なプレイをしても構わない。だって僕は村瀬健人、村瀬の血が入ってるんだもん。お父さん、お母さん、僕は名前の通りこんな健やかに育ちましたよ!!!!!!褒めてくれるよね??????????????
 















さすがにダサいなと思い始めていた中学三年生の時に「era」という英単語を習いました。意味は「時代」。ここで僕は簡単なアナグラムに気づきます。

「MURASE」→「SUM ERA」


バカバカしいと思うかもしれませんが僕はこのタイミングこそが村瀬の名を捨てるチャンスであるかのように思いました。そう、これからは「Sumの時代」。HNも「Sum era」を縮めて「佐村」にしよう。健人には罪は無いしこのままだ。




そうして僕の「もう1人の自分」は「佐村健人」、もしくは縮めて「Sum」に落ち着きました。SamでなくSumなのはこういう理由です。












































…みたいなエピソードだったらカッコよくない???



はい、今までの話はほとんど全部嘘。村瀬って誰だよ。僕は今の父親の実の子です。妹と異父兄妹ではありません。本当なのは僕の誕生日くらいで他全部嘘。ここまで読んでくれてサンキュ〜、まったね〜〜〜〜〜〜〜
 

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